メッセージ
川又 俊則
鈴鹿大学 学長
学長メッセージ
多様性社会を生きていくスペシャリティを目指そう
国籍、年齢、性、文化、生活習慣など私たちはあらゆることが他者と異なります。多様性社会の中で、他者を理解、尊重することは簡単ではありません。しかし、「誠実で信頼される人に」という鈴鹿大学の建学の精神は、この難しい問題に対して道筋を示してくれるでしょう。一方で、「人生100年時代」と言われる現代においては、学び直し(reskilling)や転職、企業などを含めたマルチステージが当たり前になってきています。鈴鹿大学は小規模ですが、文系、理系、芸術系など様々な専門分野の教員による研究、教育、学生支援が大学の魅力です。鈴鹿大学で「学び続ける力」の基礎を獲得し、卒業後には代替不可能な唯一の人であるスペシャリティ(瀧本哲史『僕は君たちに武器を配りたい』)になることを目指しましょう。
長澤 貴
鈴鹿大学 短期大学部 学長
学長メッセージ
VUCA時代における短期大学での学び
鈴鹿大学短期大学部は、1966年に開学し、50年を超える伝統を持っています。私たちは、地域社会の文化と産業の発展に寄与することを目的としてきました。VUCA(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)の時代と言われるように、現代社会は先行きが不透明で未来が予測困難な時代になっています。こうした予測困難な時代において何よりも大切なのは学ぶ力です。どのように状況が変化したとしても、新しい知識、技術を学ぶことで、変化した状況に対応できるからです。鈴鹿大学が掲げる「誠実で信頼される人に」というメッセージは、常に自分に対して満足も、慢心もせず、学びに対する誠実さと、その誠実さによって他者から信頼される人のことです。VUCAの時代を生き抜く「誠実で信頼される人」になるために、共に学んでいきましょう。